SEIKO セイコーのクォーツv.f.a.です。1972年9月製造　美品
1970年代の初期クォーツの高級ライン:特別調製品です。
ダイアルの6時位置にアップライトで「QUARTZ」のロゴ、また、その下に表記されたv.f.a.は「Very Fine Adjusted(特別調製品)」を意味します。

精度は正確無比の月差±5秒以内と、当時としては素晴らしい精度でした。
独特な形状の「フジツボ型」のケースに、ホワイトの文字盤がシンプルで綺麗です。
文字盤のインデックスは、1分ごとに植字を取り付けられた非常に手間のかかる作りこみで、デザインもシンプル、秀逸で高級品の品格を漂わせています。

ベルトも有名ブランドのバンビのセンスの良い、純正品に勝るとも劣らないステンレス製の物が付いております。
発売から50年を越えておりますが、ガラスに傷ひとつ無いので、新品と交換されている様です。
また、文字盤も綺麗で、新品の雰囲気を残す、とても良い状態です。
このように50年の経過を感じさせない、快調に正確動くVFAは少なく貴重な逸品だと思います。

大卒の初任給が9万円の時代に、グランドセイコーは8万円、キングセイコーは7万円でしたが、vfaは14万円と大変高価な気合の入った日本を、世界を代表するトップ級の腕時計でした。

ケース径　約46㎜×約37㎜
ケース厚　約12㎜
ラグ幅　　約16㎜
重量　　　約82g（ズッシリ重いです）
腕周り　　調節式なので、ほぼカバー出来ると思います
電池　　　新品交換済

現在は止まる事なく、流石、非常に正確に稼動しておりますが、あくまで50年以上経過したアンティークです。
その性質をご理解頂き、神経質な方や正確を求める方は、店舗で新品をお勧めいたします。

ご覧いただきありがとうございます。

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