パイロットの銀軸の万年筆です。

14KのFニブ（細字）で現行のコンバーターに対応しています。
刻印の通り925の割合の銀製のボディとなります。


景気が良かった頃の万年筆ですね(^_^;)



＜品物について＞
親戚の家にあったものです。

デラックスは景気の良かった時代に漆軸をメインに贈呈用としていたため余りがまだありそうです。

金属アレルギー持ちでこのペンの面倒は見れないので手元に置かず早めに整理したいと思います。


＜状態＞
状態としてはやや使用感があります。

メッキの劣化が見られます。
細かい擦り傷が見られます。
首軸に勘合式故のキャップの擦れが見られます。
銀特有のくすみが見られます。

ニブについてもルーペにて拡大していますのでよくよくご覧ください。


＜万年筆の特徴など＞
旧型のデラックスシリーズのうちの一本です。
当時としても高級な蒔絵漆軸などと並ぶ万年筆となります。

銀軸のデラックスは旧型しか無いので実質細身の銀軸はパイロットではほとんど選択肢がありません。
何気に実用性も十分なペンです。


特徴としては銀軸であることとデラックスシリーズであることが挙げられます。


銀軸は、刻印の通りスターリングシルバー製です。
純粋に宝飾品としての価値があります。
栄える品としてはよろしいかと。


デラックスは最近まで販売されていた息の長いシリーズで。硬めの書き味で安定していて細かい筆記に適しています。
現在の品より旧型はニブや首軸がしっかりしているので出来としては旧型が良い印象です。
癖が無いので面白味はありませんが、普段使いやビジネス面でも使っていける品実用的な万年筆です。


比較的細身で金属軸ですので刺さる人には刺さる品かもしれません。
純粋に銀製品が好きな方にもおすすめです。


＜最後に＞
普段使いの銀軸をお求めの方、重さのある細身の万年筆をお探しの方などいかがでしょうか？

以上、よろしくお願いいたします。

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